たまたまタブレットを売ろうと思って、買取屋に行ってきた。
あまりこうゆう所は行かないからどんな物が売買されてるのか知らないので、ワクワクしていた。
子供もお宝発掘しようとはしゃいでて楽しそう。
店内を物色していると、私が前から狙っていたフィギュアが売られていた。
「えっ、これこんな所に売ってるんだけど!」
「えっ、えっ、どうしようどうしよう」
まさか買取屋に売ってあると思わなかったので興奮してしまった。
しばらく買うか悩んだ。
悩んでいる時に急に気分が悪くなってきた。
そう、私はこうゆう古着とかリサイクルショップの独特の匂いが苦手なのだ。
「ママ、ちょっともう帰るわ」
「えーっ!!まだ見たかったのに!」
子供たちは残念そうだった。
結局タブレットを売ることもできず、フィギュアも買えず、何しに行ったんやと旦那に後からつっこまれた。
あぁ、あのフィギュア売れてないといいな。
後日、子供が保育園で先生にこの話をしたらしい。
「ママね、買取屋に行ったのにね、気持ち悪くなってフィギュア買えなかったんだよ!」
子供って何で言わなくてもいい事までペラペラ喋るんだろう…。
私がフィギュア集めてる事、先生に知られてしまった。
恥ずかしい。
もうメルカリで密かにフィギュアを探すことにした。
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